
少し前の北海道新聞に、お笑い芸人で作家でもあるピースの又吉直樹さんのインタビュー記事が載っていました
内容は若者に向けたメッセージで、もう若者ではない私にも響くメッセージで
作家としての又吉さんの作品が気になりました
又吉さんのデビュー作「火花」
名前は知っていたけれど読んだことはなかったので、この機会に買ってみました
カバーは文春文庫50周年記念の普段とは別バージョンのようでした


売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説
火花:あらすじより
私はこれまで読むジャンルはミステリー系が多くて、いわゆる文学的な小説はあまり読んでこなかったのですが、(読書量自体も語れるほど多くはなくて)
年齢が上がるとともに、人の心の機微がだんだんと分かるようになってきて、
近頃は文学的な作品も読めるようになってきました
そんな中での、こちらの作品
主人公と、又吉さんのあの空気感を重ねながら読みました

夢を追う不器用な登場人物たちの姿に笑ったり、切なくなったりしながら
一気に読んでしまいました
必要がないことを……怖いだろう?
の一節は、いま現在小さいことだけれど挑戦している自分にとって、とても共感できるメッセージだった
私はハッピーエンドが好きなので、ラストは、これからも生き方を変えられないであろう切なさがあって少しだけ心がキュッとなったけれど、物語は想像以上に感動しました

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